事業報告バックナンバー

平成21年度事業報告

第41回全国商工会議所女性会連合会 長野全国大会に参加して

遠藤 美代子
例年になく秋の訪れが早いなか、9月4日・5日の両日、長野全国大会が開催されました。会員6名と事務局から1名の参加で、会場は長野市のエムウエーブ。1998年の冬季オリンピックでスピードスケートが行われた会場では、長野県内女性会の350名の方々が、心からの笑顔で迎えて下さいました。広いリンクは大会会場、懇親会会場、物産展会場の三面に仕切られ、見事にセッティングされておりました。
全国から約3300人が集まったこの席上、神林会長は長年、女性会のために尽力された功績に対し、特別功労者として表彰を受けられました。又、我が女性会は今年で15回目となる『小学生美しい自然・環境問題に関する作文絵画コンクール』の事業に対して、会長特別賞を頂きました。
現在、環境問題の重要性が世界中で叫ばれておりますが、その事にいち早く注目され、取り組んでこられた諸先輩方に敬意を表したいと思います。
大会の最後に、次回開催地の宮崎県の方々のデモンストレーションがあり、東国原知事からのビデオメッセージが流されました。
記念講演は、医師で作家の鎌田實氏が、『幸せの探し方教えます―元気な日本をつくろう―』と題して話されました。幸せとは何か。物やお金や健康があってもその他に幸せをもたらす何かがある。大切なのは誰かの為に生きる事。
ゆったりと心安らぐ語り口で話され、とても癒された一時間でした。私はいつもラジオから聞こえてくる鎌田先生のユーモアあふれる『がんばらない』『あきらめない』の言葉に励まされておりましたので、先生の一言一言を大切にお聞きしました。
懇親会では地元の芸能が披露され、楽しみながら食事を頂きました。又米沢と姉妹都市の高鍋市や東海市の方々も挨拶に見えられ、親交を深めました。
翌日のエキスカーションは、中山晋平記念館、北斎館の見学、小布施町周辺の散策など、盛り沢山の北信濃の旅を楽しみました。
私は初めての全国大会参加でしたが、女性会の一員としての意識を高めることができた有意義な楽しい二日間でした。