事業報告バックナンバー

平成21年度事業報告

東北六県連合会に参加して

後藤 則子
平成21年7月9日木曜日
会場を岩手県の奥州市文化会館Zホールと、プラザイン水沢で総勢539名の参加者でした。
四部構成での大会で、第一部は会員大会、我が女性会からも特別功労者として、神林美彌子さんも表彰されました。
第二部は講演会で、講師にアルピニストの野口健氏「世界の山から見えたもの」“美しい地球を守るために”と題して、世界の国々の山を登って、ゴミの多さに何とかしなければと…。思ってみれば、自分も頂上を目指す中で苦しく、周りを見れば力尽きた死体がそこかしこにゴロゴロ横たわっているのを目に、命と向き合った時に見に着けているすべてが重くのしかかり、酸素ボンベなど、ついついそこに置いてきてしまった。そして、日本語で書かれたゴミを見るたびに、心痛めそれではいけないと新たな挑戦として、清掃登山を開始するに至った事を体験を通して、話してくれました。
第三部はアトラクションに水沢第一高等学校の生徒の琴演奏と、水沢農業高等学校の民族舞踊で「立石百姓踊り」、この踊りは昔ながらの稲作の一年の作業を写実的にとらえ、収穫の喜びと感謝の心を素朴な動きで、とってもユーモラスに表現していました。
その表現力に皆、感動して拍手喝采でした。女性会のメンバーの中には是非孫の嫁さんにほしいとの言葉が飛んでいました。
第四部は懇親会、アトラクションに奥州市出身のタマ・チャールズとエリカで、県ごとの民謡などをメドレーにして演奏してくれ、大変盛り上がりました。とっても和やかで、アットホームな雰囲気の中で終了しました。
次の日は、毛越寺の広々とした日本庭園に癒され、忙しい毎日を忘れさせてくれる一日で、命の洗濯が出来ました。