置賜保健所の山田です。
県内で連続患者ゼロの日が続き、さらに大変嬉しいことですが、
本日で置賜総合病院に入院されていた方々も全て退院されました!
毎日定例で本庁から送られてくる病床利用状況では、
今回全く患者が出なかった最上を除き、
山大&各感染症指定医療機関には未だ入院患者が残っていますので、
一気に患者が増大した置賜ですが、
皆さまのご協力のもと、
最初に入院患者ゼロを達成したことになります。
医療機関の皆さまのご協力はもちろんですが、
今回、住民向けのPCRまでご対応くださった南陽市さんの英断には、
心から感謝申し上げます。
ところで、ワクチンに関する副反応について2つほどお伝えします。
まず、接種前後の体調不良で起きやすいのが、
極度の緊張による
①迷走神経反射⇒脳貧血による失神…その前に冷や汗や腹痛・嘔吐などを伴う
②過換気症候群⇒手足のしびれや脱力・こわばりがあります。
①はよくドラマでバタッと倒れる、あのシーンを思い出してください。
このようにワクチン接種会場で人が倒れたりすると、
皆さんビックリされるかも知れませんが、
ほとんどが上記のメカニズムなのであわてなくても大丈夫です。
初めての接種、テレビで深く針を刺されているのを見たりで恐怖心がある、
会場が暑かったり、前日眠れなかったり…などでも起きやすくなります。
接種会場では、
そういった緊張をほぐすためにBGMを流しているところもあるようですが、
アスリートが自ら自分の好きな音楽を聴いてリラックスしているように、
もし緊張しやすい方の場合は、
こういった準備も有効かもしれませんので、
ご参考にしてください。
山形は落ち着いていますが、東京の患者増は心配ですね。
また、随時情報提供させていただきます。