情報提供の都合により、7月9日時点での情報となります。ご了承ください。
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置賜保健所の山田です。
やはり予想通り首都圏ではオリパラが無観客となりましたが、
隣県の宮城・福島はそうならない…。
今年の春、震災復興10年目のイベント後に宮城で患者が急増、
その後に山形へ飛び火したことが思い出されます。
また、管内でも今週になって新規患者がパラパラと発生しており、
昨日の山形市の飲食店のことなど、
急激な患者増が懸念される状況となりました。
ところで、本日午前、
管内の自治体とワクチン接種状況について意見交換を行ったところですが、
国のワクチン供給にブレーキがかかった中でも、
65歳以上の対象者へは1回目の接種がほぼ8~9割完了、
2回目も半数前後まで実施されていました。
但し、実はこの打ち合わせでで2点ほど気になったことがあります。
1つめは、別添のとおり、
現在、年齢に関係なく優先接種として申し込み可能な方々がいるのですが、
特に職域の方々は職域接種で行うことを想定して、
自分が対象となっていることを認識していない可能性があります
⇒該当者は個別に自治体へお問い合わせください。
⇒自己申告なので診断書は不要です。
2つめは、未成年の接種が話題となりましたが、
現状では重症化のリスクの高い、
「64歳以下の基礎疾患を持つ方」の方が優先であること
=基礎疾患を持つ未成年は優先した方が良いのではないか
(例えば、重症心身障がい児や喘息などの基礎疾患を持つ場合)とお伝えしました。
冒頭のオリパラ対策に戻りますが、
やはり壮年期を含めたハイリスク者へのワクチン接種をいち早く2回実施していくことが重要となっていますので、
ご協力を宜しくお願いいたします。