置賜保健所長の山田です。

第3波は急激な患者数の増加があり、

また県内でも相次いで患者発生が報告され、

皆さまもご心配されているかと思います。

大変幸いなことに、当管内の2件では、

ご家族が速やかに相談・自宅待機をしてくださったため濃厚接触者は家族のみ、

また、症状が出てから自宅内でも接触を減らしていたため家族は陰性でした。

それぞれ陽性となった方々も十分注意して行動されていたようですが、

「休憩や昼食の場」など、日常生活の延長にあるところで、

マスクをはずしたことが感染のきっかけになったように思われます。

本日、菅総理が発表されたように、

「食事中は会話しない、マスクをかけてから会話する」という習慣を、

徹底していくことが大切です。

また、正しいマスク装着の資料を添付しましたので、

学校や職場、医療機関などでプリントの上、

掲示のご協力をお願いいたします。

 

 

＜新型コロナ感染流行情報＞

隣県では、

新潟の県立坂町病院看護師が13日発症、15日確定。

16日に院内の接触者60名余りのPCR陰性⇒18日から外来再開。

 

宮城は学校クラスターが相次ぎ、

福島も各地で感染源不明患者増加⇒高齢者の発症が目立ってきました。

この２県は地域流行が始まっていると見て良いと思います

（現在は１週間から10日前の感染を反映）。

 

また、山形市内でも感染源不明の患者報告があり、

さらに患者増加の場合は、

県のコロナ感染症ステージが1段階上がる可能性があります。

引き続き注意深く、情報を収集する必要性があると思われます。

 

正しいマスク装着について