置賜保健所長の山田です。
新年あけましておめでとうございます。
皆様のご協力の下、
お陰様で年末年始は、管内で2名の患者対応がありましたが、
いずれも感染対策をしっかり取ってくださっていたため、
地域内への拡大はないと思われます。
さて、ご存じの通り、
本日夕に首都圏の1都3県を対象にした
緊急事態宣言発令が予定されており、
明日から1カ月ほど飲食店等の利用に規制がかかることとなります。
本日の東京都の新規患者数は2,000人を超える見込みとの報道もあり、
また、感染力の強い変異ウイルスの話題など先の見通せない状況が続いています。
このような中、
現在私たちが取り組もうとしているのは、
一般の方々に先行して行われる医療従事者
(医療関係者だけでなく消防や患者に接する保健所職員)への、
予防接種を速やかに市町と力を合わせ行えるよう体制を整えることです。
何より、院内感染が起きると、
地域でのコロナ以外の医療体制に大きな影響が出ますので、
それを最優先で阻止しなければならないと思います。
ところで、新年の山形新聞に、
県内の経営トップのご挨拶が別冊になって送付され、
中でも芸工大学長である中山ダイスケ先生の言葉に感銘をうけましたので、
かいつまんでご紹介します。
~コロナで殺伐とした制限だらけの中、
疲れ果てる人と上手く生きている人との違いは「柔らかさ」にある。
自分を押し殺して「きちんと」生きる見せかけの豊かさではなく、
「柔らかく」自分で想像し創造できる本当の豊かさを持った学生を世に送り出したい~
というものです。
恐らく軽く半年近くは、
今までと違った対応を求められる毎日と予想しますが、
「柔らかく」お互いに助け合って乗り切りたいと思っておりますので、
本年もどうぞ宜しくお願いいたします!