置賜保健所の山田です。
管内の新型コロナ新規患者発生がやっと落ち着いてきました。
さて、ニュースとして流れましたが、
国内でもいよいよワクチン接種がスタートしました…。
医療関係者には情報が十分流れている一方、
その他の皆さまには伝達が不十分と考え、
現時点での情報をお伝えします。
(下部PDFを参照ください)
昨日始まったのは、
資料上段にある「医療従事者の先行接種分」です。
県内に該当する医療機関はなく、
東北では仙台医療センターなどの、
大規模な国立病院で実施されると聞いております。
そのあとから、医療従事者向け(県内で4万人程度)の接種を開始するため、
ディープフリーザーを管内では基本型施設として、
置賜総合・米沢市立三友堂・吉川記念病院に設置し、
ここから冷蔵で各地の病院(連携型施設)へ配送します。
ディープフリーザーは、
3月になると各自治体に1台ずつさらに追加配置されるため、
連携型で職員の接種を終えた病院が、
基本型となって高齢者や住民接種の拠点となっていく計画です。
また、資料下段にある「サテライト施設」には、
自ら出向いて高齢者施設での接種に、
協力いただく医療機関(診療所)なども想定されています。
早ければ、病院等の医療従事者向けのワクチン接種は、
3月上旬から(消防と保健所職員がここに含まれます)、
高齢者およびその施設従事者へは4月からスタートする見込みです。
副作用として話題となっているアナフィラキシーショックは、
20万人に1人(置賜全体の人口に1人いるかどうか)と少ないようですし、
効果は95%と麻しんワクチンと同等(インフルエンザは4割)とされています。
また、随時情報提供いたしますが、
家族やご自身の接種についてシュミレーションしていただければと思います。