情報提供の都合上、8月7日(土)時点の内容となっております。ご了承ください。
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置賜保健所の山田です。
連日の猛烈な暑さに加え、
都市部を中心に隣県でも急激なコロナ患者の増加が続いており、
予断を許さない状況ですね。
さて、この1週間は連日4~5名の新規患者陽性が続き、
保健所職員もフル回転で頑張ってきたところです。
ただ、全国と同様に高齢者が陽性となることは少ないのですが、
新聞報道のとおり、
2回のワクチン接種後に十分な期間を経過しているにもかかわらず、
感染してしまった方が複数人いました。
どうしてそうなるの???ここからは仮定のお話になりますが、
エアコンの効いた部屋(窓の空いていない)で長時間一緒にいたとか、
親子で寝ていたとか、窓開けせず子どもの送迎をしたとか、
恐らく大量のウイルスを吸い込んだことにより、
ワクチンによる免疫を越えてしまったのでは…と考えています。
また、変異株の影響で一家総なめになるリスクも高まっており、
家族全員で食事や行動を共にすることは可能な限り避け、
今一度、公私とも生活環境の3密対策を徹底ください。
最後になりますが、現在、管内で新型コロナウイルス感染症と
診断された方々は、ほぼ関連性がつかめており、
地域流行までには至っていないと考えております。
ただ、お休みが続くことで症状が出ても受診をためらってしまい、
発見が遅れることが心配されますが、受診コールセンターなどへのご相談を含め、
周囲へのお声がけを宜しくお願いいたします。