置賜保健所の山田です。
2月3日以降、約1か月ぶりのお知らせとなります。
(ああ、いつの間にか、もう3月なのですね。。。)
災害時に「何の連絡もない避難所には気をつけて」という指導を受けましたが、
正に「情報発信する余裕が全くない」状況が続いておりました。。。
この間、1月から2月末までの患者数は何と1488人!
1日平均25人強、多い日には50人・70人という日もありました。
また、クラスターは乳幼児施設・学校・障がい者・高齢者施設・企業で相次ぎましたが、
幸いにして病院を含む医療施設には及ばず、
ギリギリの綱渡り・・・で乗り切っています。
このうち、学校関係については、
置賜教育事務所さまと各市町教育委員会さまの全面的なご協力により、
調査・検査誘導等、ほぼ全てを担っていただき、大変助かりました
(休日出勤も保健所同様に対応くださり誠に有難うございました)。
また、乳幼児施設・福祉・障がい者施設関係では、
市町の皆さまからのバックアップをいただき、
何とか乗り越えられたと思います。
こちらも時間外を含めご対応有難うございました。
加えてこの間、医療・救急の皆さまには、
検査・治療・搬送で沢山のご協力をいただきましたが、
置賜の関係者一丸となって戦った結果、
現時点で第6波による死亡はゼロ!となっております。
なお、今回の対応では、
主に高齢者施設へ出向き私自身で検体採取をすることが多かったのですが、
その中で気づいたこととして、
①換気扇は回していても音だけで吸い込んでいない(清掃が大切)
②窓開けは「すきま風で2方向」で良いのにガラッと開けている
⇒結果的に寒さを気にして、高齢者がいつの間にか閉めてしまう。。。
③高齢者は日中居室から離れ、食堂などで集合しリスクが高まるなどがありました。
また、乳幼児施設では早朝や延長保育の場で、クラスをまたぐ交流があると、
一気に広がる傾向がありました。
あと1カ月余りで、
日本では後手に回っている3回目・5~11歳へのワクチン接種が進めば、
また、暖かくなり換気がしやすくなると、流行が収まるのでは…と思いつつ、
今後とも宜しくお願いいたします。