置賜保健所長の山田です。
今回からご希望もあって、医歯薬・保健福祉・学校・消防の皆様の他に、
産業経済部から管内の商工会さまへ情報提供させていただきます。
今日から早くも10月がスタートし、
65歳以上の高齢者と基礎疾患を持つ60歳以上の方々から、
インフルエンザの定期接種が開始されました。
実は、私自身が呼吸器内科を専門として臨床で重症肺炎患者を担当して来た経験から、
インフルエンザだけでなく、
「国はどうして、65歳以上の方への肺炎球菌ワクチンを推奨しないのか」が、
大変気になっております。
このワクチンは法定の定期接種となっており、公費負担制度があります。
また、1回接種すると5年近く効果が継続するため、
今年度60歳となる方から、
65歳…70歳…と5歳刻みの方々が対象となりますが、
コロナと鑑別を要する重症肺炎の予防が可能ですので、
是非まだ接種されていない方々に対して、
(心肺腎の身体障碍者手帳1級所持者は60歳以上で該当)お声がけください。
また、今後、海外との取引でPCR陰性証明を必要とされる方が増える見込みから、
対応可能な医療機関数ヵ所をご案内できますので、
下記までお問い合わせください。
◎置賜保健所生活衛生課 感染症担当:0238-22-3002
<新型コロナ感染流行情報>
福島県では、主に郡山市で感染源不明の患者陽性が続いています。
宮城県は依然として仙台・塩釜地域で患者発生が続いている他、
栗原市立病院職員2名の陽性も報告されました。
引き続き注意深く、情報を収集する必要性があると思われます。
職場の従業員が感染多発地域から帰られた場合に取る対応策については、
こちらをご参考にしてください。
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