情報提供の都合上、7月16日時点の情報となっております。ご了承ください。
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置賜保健所の山田です。
いよいよオリパラ開幕まで1週間となりました!
東京では昨日1308人、今のペースなら4週後の8月11日には、
2406人と1月の第3波のピークを越える新規患者発生が予想されるという、
衝撃的なニュースが流れました。
また、この頃には、武漢株と比べ2倍も感染性の高い(CDC)デルタ株(インド株)
にウイルスがほぼ置き換わることも…。
さて、このような中で、私たちが出来ることですが、
①とにかく粛々とワクチン接種を進めていく
②感染性が高くなっている
⇒早期発見・早期治療の徹底が繰り返しになりますが大切だと思います。
来週から夏休みが始まるところかと思いますが、
それぞれのワクチンを2回打ってからファイザーでは1週間、
モデルナでは2週間たたないと効果が期待できないと言われています。
⇒打ち終わっても感染対策を一気に緩めることは大変危険ですので、
周囲へもお声がけください。
また、モデルナも来週には12歳以上での使用承認が出る見込みとなっています。
発熱や血管迷走神経反射などの副反応対応のため、
小児科医の間では個別接種を推奨していますが、
置賜では小児科医の数が少ないため集団・個別の併用で進めることになるかと思います。
先週ご紹介したような基礎疾患を持つ児童生徒はもちろん個別が望ましいですが、
接種をどのように進めていくかについて、
管内の自治体では悩ましい状況であることをご理解ください。
⇒今週、基礎疾患のない未成年の入院が全国ニュースで話題となりましたが、
6月末時点では国内の未成年死亡報告はありません。
どちらかというと、
未成年の接種は「周囲への感染拡大防止」という視点になるかと思います。
最後になりますが、
本日発表の方々を含め関係者の検査結果からは早期発見
⇒恐らく感染拡大しない見込み…と考えております。