情報提供の都合上、7月21日(水)時点の内容となっております。ご了承ください。
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置賜保健所の山田です。
いよいよオリパラ開幕&学校は夏休みとなりました!
そして県内第1号のインド株検出があり、
連日の猛暑で熱中症も心配される中ですが、
気持ちを引き締めて行かなければ…と思っております。
幸い、先週末は関連の検査誘導などで少し緊張が走りましたが
お陰様で皆さま陰性だったため、落ち着きを取り戻しております。
都市部の流行から後れて1か月程度で山形の波が大きくなることを予想していますが、
先週の県保健所長会で話題となったことは、
RSウイルス対策=新型コロナウイルス対策につながる、ということでした。
感染経路は前者が「接触感染」後者が「飛沫・エアロゾル感染」ですが、
小児の感染では重症化のリスクや家庭内感染につながることから、
今後新型コロナウイルス感染症が若年者で増加することを考えた場合、
医療現場の負荷を大きくすることが問題です。
では、感染対策の問題点は?ということですが、
庄内では施設で使っている消毒薬、
具体的には「次亜塩素酸水」が適正に使用されていない可能性を念頭に、
指導を開始したとのことです。
このことは、昨年の夏ごろに1度話題提供させていただいたと
思いますが、次亜塩素酸水は適正使用をしないと効果が無いばかりか、
空間除菌という活用は健康被害も心配されるところです。
詳細は厚生労働省のHPで「コロナ 消毒薬」と検索すると確認できますが、
当保健所の担当とも実地指導の際に情報提供などを行うよう準備を進めておりますので、
その節は宜しくお願いいたします。