置賜保健所の山田です。
立春を過ぎ少しずつ春めいてきましたね。
さて、川西・南陽を中心に相次いだ患者発生ですが、
地域の皆さま方のご協力により、
今週末~来週前半にかけて、
ほぼ全員の退院と自宅療養・自宅待機が解除となる見込みです。
10日ほどの間に19名の新規患者発生、
一方、赤湯飲食店関係では、
当方が誘導させていただいた分だけでも、
134名の陰性が確認され、
先日、南陽市のHP上に安全宣言を発出していただきました。
(結局、北京飯店由来の患者は新たに出ていません)
※赤湯の飲食店組合の方々と何回か打ち合わせをしましたが、
相当なダメージがあるようです。誤解されてしまうかもしれませんが、
私たちは「食中毒が発生した飲食店を積極的に利用しよう」とお互い声を掛け合います。
そのお店の救済目的の他、
発生直後はむしろ対策を強化しているので「安心」だからです。
皆さまにとって大切なお店が倒れないよう宜しくお願いします。
また、今回は、幼稚園児や小学校の生徒に陽性が出たため、
何かと今までにない大変さがありましたが、
短期間の間に決着できましたことに対し、
改めて感謝を申し上げます。
色々と想定外のことが重なり、
皆さまへのご負担も大きかったかと思いますが、
随時話し合いながら対応できたことは何よりでした。
なお、長井市の新たな患者については、
同居家族や職場関係を含め全て陰性と確認出来ております。
(長井市新庁舎関連ではありませんでした)
こういった「単発例」はこれからまた続くかも知れませんが、
今後も地域の皆さまと力を合わせて対応して参りたいと思いますので、
どうか宜しくお願いいたします。