置賜保健所の山田です。
昨日も16名(うち12名は山形市)と多数の報告が続いています。
幸い、当管内では4月10日公表の方以降、新規患者発生が無く
昨日現在で置賜総合病院に7名(うち2名は山形市から)、
米沢市立に4名、計11名(置賜管内は9名)となっております。
今月は、10日までに13人の発症(4月7日に置賜総合へ4名入院)
と一気に患者が出たこと、うち6名が70歳以上ということで、
病状だけでなく介護の負担も加わり、置賜総合病院さまへの
負荷が大変大きくなっています。
ただ、幸いなことに肺炎の合併があっても軽快傾向とのことですが、
村山管内のような施設内クラスターが発生すると大変なことに
なりますので前回お伝えしたことを含め、施設内では
職員の1日2回検温・換気(送迎バスを含む)を徹底ください。
また、昨日の報道で置賜管内でも1名「変異株」確認と出ましたが、
この方は山形市の患者との接点があり、早期発見でしたので
地域流行につながっていないと思われ、ご安心ください。
なお、未だ患者発生後の濃厚接触者であるご家族(社員)や
濃厚接触者である家族(発症していない)の同居者(社員)に対して、
PCRによる陰性証明を求める企業様が多数あります。
このことについては、国から通知が出ていますのでご確認をお願いいたします。
要は感染症法に基づく入院・自宅療養・自宅待機を終了した方へ
改めての検査は不要(第1波以降の退院基準でも検査していない
⇒医学的なエビデンスに基づく)ということになります。
但し、陽性判定で入院・自宅療養となった方へは、保健所から
ご依頼を受けて「就業制限解除通知書」を発行していますので
お声がけを宜しくお願いいたします。