新型コロナ感染症に関する情報提供 (山田置賜保健所長 メルマガVol.28)

置賜保健所の山田です。

本日は9名(うち1名は山形市)と少し落ち着きを取り戻しています。

幸い、当管内で昨日発表となった小国の方は県外への行動歴があったことから、

地域での流行は抑えられた状況が続いていると考えます。

また入院は、本日現在で置賜総合病院に6名(うち2名は山形市から)、

米沢市立の1名が退院し、計6名(置賜管内は4名)となっております。

⇒米沢市立病院さまの病床は、本日で閉鎖となります。

管内・県内ともに小康状態?かと思われますが、

大阪を含む各地の報道を見ていると、

目を覆いたくなるような患者の増加となっています。

背景として、関西を中心とした変異株では、

従来と異なり感染性が強いため、

小児でのクラスター発生⇒家庭内への持ち込みが懸念されているようです。

乳幼児施設・学校関係の皆さまに置かれましては、今まで以上に、

①送迎バス・居住空間での換気を徹底する

②職員の健康観察の強化

③体調に変化があった際の早期受診勧奨

を中心に対策の徹底をお願いいたします。

なお、来週末から大型連休となりますが、

地域の病院・診療所さまでも、

コロナ検査を実施できる体制を整えてくださっていますので、

体調不良時は受診コールセンターへご連絡を宜しくお願いいたします。