新型コロナ感染症に関する情報提供 (山田置賜保健所長 メルマガVol.29)

情報提供の都合により、

4月30日現在の情報となっております。ご了承ください。

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置賜保健所の山田です。

本日は9名・庄内中心に患者が続いています。

幸い、当管内での発表は短期間滞在した旅行者ばかりで、

今のところ地域での流行は抑えられた状況が続いていると考えます。

一方、庄内は学校から地域への飛び火が心配されますが、

新型コロナの感染力の強さを目の当たりにし、

気を引き締めていかなければいけないと思っています。

特に関西を中心に流行している変異株では、

20代から・若年者の重症化が問題となっており、

今までの感覚でいると地域医療の崩壊や多くの死者を生むことになることを、

一人一人に是非皆さまからお伝えいただきたいです。

既に昨日から大型連休が始まっており、

心なしか県外ナンバーも目につくようになりました。

有症状時には、

今まで以上に早期受診とPCR検査を積極的に受けていただきたいのですが、

残念ながらコールセンターへご相談いただくと、

「県外に行っていない」「患者との接触がない」というキーワードで、

通常受診を勧められることがあります。

学校・福祉の場など、集団で生活する方々の場合は、

まずはかかりつけ医にご相談いただき、

PCR検査を積極的に受けていただきたいと思います。