情報提供の都合により、10月8日時点の情報となります。
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置賜保健所の山田です。
全国的にも急速な患者の減少が続いていますが、
お陰様で当管内も患者ゼロを更新し続けています。
さて、今回は皆さまに、10月1日付で国から通知された、
「今夏の感染拡大を踏まえた今後の新型コロナウイルス感染症に対応する
保健・医療体制の整備について」
をご紹介いたします。
国は、今回の第5波を踏まえ、今後の最大患者数を想定した計画作りを、
地域の関係者と協議の上、遅くとも11月末までに提出するよう求めています。
具体的には、
①健康観察・診療体制 ②入院外の治療体制 ③入院体制
の3つの項目についてピーク時の需要に対応できるような、
具体的な整備計画を策定するような内容です。
①については、
感染者が速やかに・かつ継続的に保健所または医療機関から健康観察や診療を受けられるように
②については、
治療が必要な者が早期に適切な治療を受けられ、重症化するものが最小限に抑制されるように
⇒中和抗体療法を医療機関以外でも実施できる体制
③入院を必要とする者が、まずは迅速に病床または病床を補完する施設に受入れられ、確実に入院につなげられる
⇒ピーク時における要入院数から自宅・宿泊療養・待機施設(酸素ステーション等)
の必要量を定め計画に記載などが示されています。
幸いなことに第5波を含め、
置賜ではギリギリセーフでくぐりぬけている
(第5波のピークには入院と自宅療養で何と87人・8月28日)のですが、
この計画の見直しが具体的に示されたことから、
再度、ひとつずつ点検を始めております。
少しでも患者ゼロが続くことを祈りつつ…。
また、ご報告させていただきます。