新型コロナ感染症に関する情報提供 (山田置賜保健所長 メルマガvol.2)

置賜保健所長の山田です。

10月16日付で、新型コロナウイルス患者の入院勧告対象について
見直しが正式に通知されました(施行は10月24日からです)。

具体的には、
①65歳以上②呼吸器疾患を有する者
③腎・心・血管・糖尿病・高血圧・肥満などで臓器の機能が低下
④抗がん剤・免疫抑制剤などで免疫機能が低下
⑤妊婦⑥コロナの中等・重症例⑦担当医師が入院を要すると判断
⑧知事が地域流行を阻止するため入院の必要があると判断
のいずれかに該当した方が対象となります。

なお、地域の流行状況などを勘案しながら、⑧をもとに各県ごとで判断する
必要性があるため、今後、各感染症指定医療機関等と本庁・各保健所長
で協議し来週中に山形県の方針を決定することになるかと思われます。

<新型コロナ感染流行情報>
 管内大学関連の濃厚接触者は健康観察終了、
もう1例のご家族は22日までが観察期間ですが、最終接触から1週間を過ぎており、
あと1週間は念のための観察期間に入ります。
 隣県では郡山市での感染拡大が収まらず、
13日(火)に国のクラスター調査班が入ったようです。
また、同日から駅前周辺の飲食店従業員へのPCR検査が開始されました。
宮城県の新規患者は、この数日、クラスター発生の飲食店関係を、
無症状でも検査した結果発見された(掘り起こし例)のみのようです。

引き続き注意深く、情報を収集する必要性があると思われます。