置賜保健所長の山田です。
世界的には、寒さが厳しくなるにつれ欧州中心に流行が拡大しており、
また、国内でも患者微増の状況下で対策の強化が求められています。
さて、事前にお伝えしていましたように、
11月から「ご相談はまず身近なかかりつけ医に」という流れへ方向転換されます。
現時点で、置賜管内では、病院と診療所を合わせて50か所近くが、
検査実施にご協力いただけるとのことで、大変心強く思っております。
なお、本日で各病院向けの定例立入りが終了し、
また福祉施設の現地確認も残すところ2か所となりましたが、
皆様が対策を取ってくださる中での盲点は、
「換気扇の掃除が不十分・または老朽化で換気機能が低下していること」でしたので、
再度見直しを宜しくお願いいたします。
<新型コロナ感染流行情報>
宮城では自動車学校を中心にクラスターが発生していますが、
ほぼ接触者の特定ができているようです。当管内の自動車学校さまでは、
この情報の共有を含め、何回か対策の助言(特に車や宿舎の窓開け)を
徹底してくださっています。
また、弘前に関しても、患者数は一気に増えましたが、
ほぼ接触者としての特定ができているようです。
引き続き注意深く、情報を収集する必要性があると思われます。