置賜保健所長の山田です。
寒さが一気に厳しくなる中、北海道を中心に全国でも第3波が心配されています。
県内でも山形市・村山管内で患者が相次ぎましたが、
置賜は新たな患者発生なく今後に向けての会議などを、
本庁や管内の関係の皆様と開催し、準備を進めています。
さて、先月末から福祉施設の現地指導に伺っていますが、
いずれの施設でも寒さの中での「換気」に頭を悩ませていらっしゃいました。
別添がわかりやすい資料ですので是非ご活用ください。
定期的に窓を開ける(開けない間は密閉される)よりも、常時廊下側は大きく、
窓側は隙間風程度開け+扇風機等で風の流れを作ることが大切です。
当方では廊下と部屋の間に「のれん」を掛けたら風の流れが見える化できました。
<新型コロナ感染流行情報>
福島県と青森県は接触者を徹底的に調べ落ち着いた感があります。
一方、宮城県は依然として仙台を中心に次々とクラスターが出ているので、
地域流行に近づいていると思われます。
岩手や新潟では消防・警察で複数の職員が感染しているようですが、
恐らく当直の部屋などでの感染拡大が想定されます。
このことについては、既に保健所から助言を行っていますのでご安心ください。
引き続き注意深く、情報を収集する必要性があると思われます。
別紙 効率的な換気について