新型コロナ感染症に関する情報提供 (山田置賜保健所長 メルマガvol.6)

置賜保健所長の山田です。

寒さが一気に厳しくなる中、北海道を中心に全国でも第3波が心配されています。

県内でも山形市・村山管内で患者が相次ぎましたが、

置賜は新たな患者発生なく今後に向けての会議などを、

本庁や管内の関係の皆様と開催し、準備を進めています。


さて、先月末から福祉施設の現地指導に伺っていますが、

いずれの施設でも寒さの中での「換気」に頭を悩ませていらっしゃいました。

別添がわかりやすい資料ですので是非ご活用ください。

定期的に窓を開ける(開けない間は密閉される)よりも、常時廊下側は大きく、

窓側は隙間風程度開け+扇風機等で風の流れを作ることが大切です。

当方では廊下と部屋の間に「のれん」を掛けたら風の流れが見える化できました。

<新型コロナ感染流行情報>

福島県と青森県は接触者を徹底的に調べ落ち着いた感があります。

一方、宮城県は依然として仙台を中心に次々とクラスターが出ているので、

地域流行に近づいていると思われます。

岩手や新潟では消防・警察で複数の職員が感染しているようですが、

恐らく当直の部屋などでの感染拡大が想定されます。

このことについては、既に保健所から助言を行っていますのでご安心ください。

引き続き注意深く、情報を収集する必要性があると思われます。

別紙 効率的な換気について